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どうも、まるぞうです。
先日の『消費社会の闇』って、ブログからの引き続きになります。まだ、先日のブログを読んでいない方は、こちら。
今回は、消費社会と経済社会について書いていきたいと思います。
経済成長という足かせ
僕たちは、日々、働いてお金を稼いでいます。その稼いだお金で、モノを買って消費をしています。一見、お金という視点から消費者期を見るとこのように見えますが、見方を変えると、僕たちは、お金を稼ぐ対価として、自分の貴重な時間を使っています。
人生、人それぞれに時間は、違います。それは、何年、生きているかで変わります。それぞれの貴重な時間で、無駄なものを買っていたりするんです。１００％必要な物しか買っていないって人は、いないでしょう。
ネタで、こんなん買ってみました的な人は、周りにいたと思いますし、自身もやったことは、あります。それだけ、お金に対して無知だからこそ、やってしまう行動なんですね。多くの物に囲まれることで、安心する人もいるかもしれません。
自分は、こんだけのものが所有出来るっていう、自己満足ですね。こういった自己満足って、上限がないんですよね。物欲っていう、人間の欲の１つです。この物欲が強い人って、その時の感情で、物を買ってしまうんです。
そして、後から要らないものだと気づくんです。この繰り返しで、無駄に物資を消費していますね。今は、当たり前のように古着といったジャンルがありますし、リサイクルショップも数多くあります。
新作のデザインの服もいいのですが、僕自身は、もっとこういったものを有効活用していくべきだと思います。僕自身、服は、好きなのですが、消費社会といった分野について考え出したときに、服は、基本的に買わないようにしました。
着ることができないようになったら、買うようにするように変えました。このようにするようにしてから服を買うお金が別の事に使えるようになりました。
僕たち人間は、経済社会の中で過ごしています。もっと多くのお金を手にしたいと願う人は、後を絶ちません。僕自身もその一人でありました。多くのお金を手にすることで、少しでも豊かな生活したいと思って、お金をもっと稼ぐ方法を模索します。
この思考が、個人レベルであればいいのですが、世界的に各国が発展という目標を立てて、より豊かになるためにと模索をしています。世界の総人口は、約７４億3026万人です。
これだけの人が、より豊かになるために経済成長のためにと動いているのです。全ての人が、物欲が強いというわけではありませんが、経済成長をしていくためには、現状よりも多くのものを消費していく必要があります。
人間は、発展という経済成長を求めて、上限のない欲を満たすために日々奔走しているように思います。
文明に苦悩する人達
人類は、自分たちで生み出した消費社会や経済社会といった文明に疲弊しているように思います。発展していくために、常に上を見続けて、終わりのない成長を続けているように思います。
物資を使い捨てがあたりまえの世の中である今、物の価値がないように感じます。貴重な資源をゴミのように無駄に扱う人が増えてきているように思います。僕自身、身近に感じるのが、会社で使用する備品です。
会社に勤めている人は、感じる部分があるかもしれません。例えば、紙１枚にしてもそうです。たかが１枚の紙ですが、貴重な資源です。僕は、工場で働いているので、工具関係をよく使います。
会社のお金で買っているものだからって、雑に扱う人がいます。雑に扱って、壊れたとしたら、いざという時にその工具を使うことはできません。また買えばいいって思うのは、どうでしょうか？
自身のお金で買った工具であれば、大事に扱うでしょう。また、なくした場合は、支給なしという考えだともっと工具を大事にするでしょう。物を大事にする習慣をつけることが必要不可欠です。
現在日本では、少子化の影響により、莫大な仕事量を少数でやっていくことがあたりまえになってきています。そのために、長時間労働にになったりと労働環境の悪化が目立つようになってきています。
自分たちで生み出した文明よって、自分たちの首をしめる形になっています。そのために、過去から現在になるにつれて、ストレスを抱える人が多くなってきています。そのストレスによって、うつ病になる人も増え、自殺する人も増えてきています。
こんな世の中でいいのでしょうか？
僕たちは、何のために生まれてきたのでしょうか？
発展するためなのでしょうか？
成長するためなのでしょうか？
僕たちは、幸せになるために生まれてきたんです。これは、間違い無いです。文明発展のために、長時間労働をして体を壊して、ふと気がつくと持病持ちの高齢者になっている人生でいいのでしょうか？
このままでは、人としての幸せを見失いそうに思います。あなたの人生、本当の幸せって何ですか？家族や友達、会社の同僚と楽しい人生を過ごすことにあるんでは無いでしょうか？他者貢献するために、生きているのでは無いでしょうか？
仕事は、自身を成長させるためには、あるべきものです。行動を悪く言っているのでは、ありません。考え方が大事だと言っているのです。欲に溺れた生き方だと、自身の精神をすり減らし、疲弊した人生を送ることになります。
ミニマリズムという生き方
皆さんは、ミニマリズムという言葉を聞いたことは、ありますか？ミニマリズムとは、必要なものを最小限に抑えることです。つまり、無駄にものを所有しないってことです。最近、このミニマリズムを信念とし、最小限のもので、生活をするミニマルライフというスタイルがあります。
最小限のものだけの生活なので、断捨離とか、片付けなどで困ることは、ないんですね。移動するにも最小限のものしか持っていかないので、あまり大きな鞄は、必要ないですね。
このミニマリズムは、生活だけにとどまらず、ファッション業界でもミニマルファッションとしてブランドまであるんですね。無駄な要素を省いているので、すごくシンプルな服に見えます。
オーストラリアのブランドで、ヘルムート・ラングがミニマルファッションを取り入れているそうです。どんなファッションか気になる方は、こちらをどうぞ。
最後にホセ・ムヒカ氏の動画を紹介します。１０分程の動画です。是非、一度見て、自身の人生について考えてみてください
今回、ホセ・ムヒカ氏の本を読んで、自身の考え方が大きく変わりました。消費社会というワードが、人類を苦しめていることを知ることができました。現実に、人間が直面している問題とは、何なのか？
今まで、触れることのないテーマだっただけに衝撃的なことが多かったです。今回の本を何度か読み返し、自身の成長のために取り入れていきたいと感じました。
今日も最後までお付き合いくださって、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
