人生

負うた子に教えられて浅瀬を渡る


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どうも、まるぞうです。

子育てって、本当に難しいですよね。絶対的な正解ってありませんから。だから、やりがいを感じるというか、親である僕自身が成長させてもらっていると感じる今日この頃です。育児が大好きな僕ですが、面白い記事を見つけたので、今日は、それについて書かしていただきます。

14万8000回

この数字なんだかわかりますか?心理学者のシャド・ヘルムステッター氏によると人が生まれてから20歳、通常の家庭で育った人で、合計で14万8000回もの否定的な言葉を浴びているそうです。

20年間とすると、一日20回は、否定的な言葉を聞いているんですね。マスコミ報道や、職場や学校や家庭で、否定的な言葉を聞いているし、発しているとも考えられます。そんだけ否定的な言葉を受けていると潜在意識は、ポジティブに保つ事が難しいとのことです。

潜在意識には、『出来ない』や『無理』といった言葉が刷り込まているわけですから、自身の可能性を自分で潰すことになりますよね。『自分には、出来ない』とか、『自分には、無理だ』って。そうやって、夢や希望をなくしていくんですね。

日本人って、欧米人に比べて物事を否定的に捉えるんだそうです。それなら尚更、言葉の使い方には、気をつけないといけません。このようにネガティブな思い込みを心理学では、『メンタルブロック(心の壁)』と言うそうです。

このメンタルブロックは、2〜3歳ごろから形成され始め、10歳ごろには、確定するそうです。幼少期の頃に、人としての潜在意識のおよそが形成されるという事です。そのことを知った今、我が子には、良い環境を与えられるようにしたいものですよね。

潜在意識と顕在意識

先ほどから潜在意識と言っていますが、人間には、潜在意識と顕在意識があります。

潜在意識・・・・・自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

顕在意識・・・・・心中に明瞭に自覚されている意識などを指す表現。顕在的な意識。

出典 Weblio辞書

わかりにくい説明だったかもしれないので、もっとわかりやすく説明すると潜在意識とは、眠っている時に働き意識です。顕在意識とは、起きている時に働き意識です。潜在意識の割合については、いろいろな説がありますが、おおむね現在は、顕在意識が4%、潜在意識が96%と言われています。

この2つの意識が、入れ替わるタイミングは、寝床に入ってウトウトとして眠りに入るタイミング(入眠時)に入れ替わるんだそうです。そのため、眠る直前に考えていた事が、潜在意識にうえつけられるそうです。

眠る前に考えていることって重要なんですね。ネガティブなことを入眠時に考えていれば、潜在意識は、ネガティブな考え方になってしまいます。この入眠時に何を考えるかで、潜在意識が決まります。入眠時にネガティブな事を考えていると寝覚めは、最悪になります。

入眠時に『こうーなったらいいなぁ』って、軽く口角が上がるくらいの事を考えるのがオススメです。あまり興奮するような事を考えると寝られなくなるので、要注意です。あなたの周囲の人に、笑顔が胡散臭いだと思う人は、いますか?

そう思う人は、潜在意識の情報が汚れているからだと言われています。潜在意識で、顔の表情は、変わってくるんですね。本当に潜在意識って重要ですね。

子育てに心がける事

14万8000回の否定的な言葉を考えると、子供にどのような言葉を使うべきか悩みますよね。僕自身が心がけている事は、子供も一人の人格者であると考えて付き合っていく事が、大事なんではないかと思っています。

子供が親の手伝いをしようと行動を起こして時に、『あなたには危ないからできない』とか、『子供には、無理』とか言っていませんか?僕自身は、この部分に気をつけて接しています。

子供に危ない事なんだったら、一緒に行うようにします。そうする事で、子供自身の他者貢献の意識も上がりますし、手伝ってくれたことに対して『ありがとう』という事で、子供は、喜んでくれますし、また、いろんなことに挑戦するべく、手伝いをしてくれます。

この時に『お手伝い偉いわね』とか、親であっても、上から目線で返事をしないことです。親って、何かと子供を操作したがりますよね。自分の意のままに行動をしてほしいと思うんですよね。以前の僕もそう思って、行動をしていました。

相手を操作しようと思ったり、相手を変えようと思う思考は、はっきり言って実現しませんし、こちらが無駄にストレスを溜めてしまうだけです。極めて簡単な方法は、自分が変わるということです。

親として、余裕のある大きな心で接する事が大事ですね。僕のこの考え方は、『嫌われる勇気』という本のアドラー心理学で学びました。(アドラー心理学のことについてのブログは、こちらアドラー心理学って、学べば学ぶほどに人生が豊かになっていくように思います。

『人間の悩みは、すべて対人関係にある』これは、アドラーが言ったことです。僕自身もそうだと思います。親であれ、子であれ、家族であれ、すべての問題は、対人関係にあります。

夫婦での付き合い方も、親子関係も付き合い方を考えていかないと、お互いにストレスしか生まない関係になってしまいます。そうならないようにアドラー心理学を学んでみては、どうでしょうか?

負うた子に教えられて浅瀬を渡る

『負うた子に教えられて浅瀬を渡る』

意味・・・・・・負うた子に教えられて浅瀬を渡るとは、熟達した者であっても、時には自分より経験の浅い者や年下の者に、物事を教わることもあるということです。

注釈・・・・・小さな子供は一人で川を渡れないが、背中に負ぶった子は上から浅瀬と淵をよく見分けて教えることができる。
その子に教えられて深みにはまらずに済むこともあることから。

このことわざは、今は亡き祖母がよく言っていたので、覚えています。このことわざを最近よく思い出し、その通りだと思います。人間って、他人から言われることに『わかっている』とか、『知っている』と思うと、その他者との会話から学ぶ事をしようとしないんです。

子供とのやりとりや夫婦感のやりとり、家族とのやりとりって、こう思うことは、ありませんか?関係性が近いだけに、そのように思いがちになりませんか?僕自身は、そうでした。しかし、今では、すべての人との会話が、学びだという思考を意識して取り組んでいます。

そのため、子供の意見をよく聞いて、会話をするようにしています。物事を多方面から見て、考えると言った思考を持つといいですよ。常識といわれるものは、自分の中で作った、定説でしかありません。

世間の常識もそうです。『普通こうするやんなぁ』って、いう普通って、誰が決めたことなんでしょうか?今は、その普通と言われる事が、覆されている事が多いですよね。メジャーリーガーの大谷選手だって、常識の範疇を超えてますよね。

バッターであり、ピッチャーでもある。二刀流と言われる選手が、今まであまりいない事を思うとそのように思います。これからは、この常識だとか、普通といった考え方を捨てないといけないように思います。

子供との会話をする中で、参考になることもよくありますよ。そう考えるのかと驚かされる事が多々あります。そう思うと、子供達だって、ちゃんと考えて行動しているんです。一度、子供の意見を聞いてみるのも面白いですよ。

子供の意見を聞く中で、親として、大人としては、経験やリスクといった部分で、新たな方法に挑戦することって避けがちなんですよね。リスクを取ってでも、新たなことに挑戦をして、自らの見識を広めることは、人生を豊かにします。

僕個人としての課題は、この新たな挑戦だと思っています。それをすることで、子供と一緒に学ぶこともできます。子供と共に学ぶって楽しいですよね。共に学んで成長をすると考えると子供に対して、ネガティブな言葉は減ります。

僕自身は、このように取り組んで、子供に対する接し方も変わりましたし、子供に対してネガティブな言葉をあまり発しないようになりました。完璧にネガティブな言葉を発しないかというとそれは、難しいですが。

親だから失敗は、許されない訳ではありません。人間誰だって間違いはありますし、大事なのは、間違っていることに気付けるか、また、『ありがとう』や『ごめんなさい』といった言葉を言えるかどうかだと思います。

冒頭でも言いましたように、正解のない子育てです。子供が元気に成長してくれること。生きていてくれることに感謝の気持ちを持って、これからも子育てを楽しんでいきたいと思います。


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