働き方

日本と世界の働き方の違い

どうも、娘のインフルエンザの猛威に家族が、次々に体調不良に陥っているまるぞうです。今日は、働き方について考えていきたい。僕は、工場で3交替の交替勤務をしている。現場にブラジルやペルーの海外の方もいるので、海外で交代勤務があるのか興味があって聞いて見た。すると、ブラジルでは、あまり無いらしい。やはり日本人は、働き過ぎなのか調べることにした。

日本と世界の年間労働時間

日本人は、働き過ぎって良く言う。本当にそうなのかというとそうでも無い。38カ国を対象に2016年のランキングで比較をしていくと、世界の標準労働時間は、一年間で1763時間の労働時間である。日本は、22位の1713時間だ。1位のメキシコとかになると2255時間になる。2位のコスタリカで2212時間、3位の韓国で2069時間だ。そう思うと日本は、平均ぐらいと言ったところになる。

労働時間の短い国は、38位のドイツで1363時間、37位はのデンマークの1410時間、36位のノルウェーの1424時間。日本と比較しても350時間も少ない。労働時間トップのメキシコと892時間も変わってくる。日数で考えても結構な日にちが変わってくる。日本で、一日8時間労働と考えたとして、約43日も変わってくる。やはり、仕事のON・OFFがしっかりしているからなのか。その辺が知りたい。

労働時間の少ない国は、ヨーロッパに集まっている。労働時間が少ないと労働生産性が悪いのでは無いかと思う。ヨーロッパ諸国は、仕事に対してどう言った取り組みをしているのだろうか?その辺を調べて見た。

 

ヨーロッパ諸国の働き方

時間での労働生産性を見てみると、

  1. アイルランド
  2. ルクセンブルク
  3. ノルウェー
  4. ベルギー
  5. デンマーク
  6. アメリカ
  7. オランダ
  8. ドイツ
  9. フランス
  10. スイス

となっている。やはり、ヨーロッパ諸国が多い。日本は、35カ国中21位だ。次は、一人当たりの労働生産性を見てみることにした。

  1. アイルランド
  2. ルクセンブルク
  3. アメリカ
  4. ノルウェー
  5. スイス
  6. ベルギー
  7. オーストリア
  8. フランス
  9. オランダ
  10. イタリア

こちらでも、ヨーロッパ諸国が多い。日本は、こちらも21位だ。どちらとも世界標準より少し日本は、低い傾向にある。

それでは、ヨーロッパ諸国の働き方について見てみることにしよう。日本では、正社員か非正規社員かで、福利や給料の待遇が違うように思う。しかし、フランスやオランダでは、フルタイムとパートタイムの違いは、時間の長いか短いかの違いだけで仕事内容に変わりわなく、社会保障といった部分も時間での賃金も変わりがない。

オランダでは、男女の差もなく個人の能力に対しての賃金支給になる。時間は、平等に支払われる。フランスやオランダでは、労働時間を上司に相談できる。今週は、36時間働いた人が事情次第で28時間に変更することができる。変更したときの待遇も変わらない。日本では、考えられないことばかりだ。ライフスタイルに対して自分の意思で働く時間を決められる。こんなのは、日本ではあり得ない。

フランスやオランダでは、時間によって取り組む仕事が決まっているみたい。時間単位での業務が明確になっているので、生産も上がるとのこと。日本の働き方では、時間で決まっていないので何をしていいかわからない人間が多い。誰かの仕事を引き継ぐことになっても、フランスやオランダの場合、フルタイム、パートタイムに関係なくできる人に任せられる。ここで生産性が大きく差がつく。

オランダのホワイトカラーの企業では、最初にざっくりとした一年間の業務が決まるので、自分で計画的に進めていけばいいみたい。月一の上司の進捗報告は、しなくてはいけないが、長期休暇の取得時期も自分で決められる。仕事が終われば、いつ働いてもいいし、いつ休んでもいいみたい。日本では、考えらない働き方でね。一年間の自分の業務がざっくりでも決まるっていいよね。この取り組み方を日本でもやってもらいた。

残業に対しても、日本との認識が全然違う。フランスやオランダの労働者は、コンディションを最も大切にしているので、次の出社まで11時間のインターバルを取らなくてはいけないルールがある。やはり残業する奴は、仕事ができない奴とみなされるのが海外の見方なんだと再確認した。日本は、一人のタスクが多すぎるように思う。なんでもやらないといけないので、一日取り組むタスクの量を調整できるようにしないといけないと思う。

まとめ

日本の働き方は、その日の業務が明確になっていないのでスケジュールも立てられないのが、現状になっている。ここに、労働者の減少傾向などの問題も入ってくるので、今までの仕事内容がこなせない状況にあると感じた。一つ一つのタスクの重要性なども考慮して、やる・やらないをを明確にしてタスクを減らしていく、、また、お金を払って外部に出せる仕事を外部に任せて業務を進めていくことが労働時間で見た、日本の仕事に対する取り組みの改善点ではないかと思う。

働くために生きるのではなく、生きるために働くのである。仕事とプライベートのON・OFFを明確にして充実した毎日を送って欲しいし、僕自身も送りたい。このヨーロッパ諸国の働き方については、もう少し掘り下げていきたいと思うので、何回かに分けて書いて行こうと思う。

今日もお付き合いただきましてありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。

 

参考URL

世界の労働時間 国別ランキング・推移(OECD)

労働生産性の国際比較2017年版 公益財団法人 日本生産性本部


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