人生

ウルグアイ元大統領『ホセ・ムヒカ』に学ぶ


どうも、まるぞうです。

本を読むって、楽しいですね。色々な事を知ることができますしね。本を書いている人って、本のジャンルにもよりますが、その分野のを代表する人だったりします。そんな人が書いた本なので、本が発刊された時の最新情報だったりします。

今回紹介させていただく本は、『ホセ・ムヒカ 日本人に伝えたい本当のメッセージ』って本です。

皆さんは、ホセ・ムヒカさんって知っていますか?ウルグアイの元大統領です。この方の思想がなんといっても衝撃を受けました。YOUTUBEでたまたま『国連持続可能な会議』(+20)という『地球サミット』の演説を見て、こんな思想があったかと衝撃を受けました。

その動画は、こちらです。

今、僕たちは、当たり前のようにものを消費していますが、その消費社会に飲み込まれているのです。無駄なものを買って消費をするために僕たちは、働いているのでしょうか?

本の中で、ホセ・ムヒカさんがいっているのですが、『物を買っているのは、お金では無い。そのお金を稼ぐために費やした人生の時間だ』と。

 この言葉を読んだとき、部屋の周囲を見渡しました。無駄なものは、無いか?無駄なものとは、服もそうだと思います。無駄に所有しているもの全てです。着なくなった服、はかなくなった靴、使っていないもの全てです。

あなたの周囲には、無駄なものはありませんか?その言葉を知ってから僕は、無駄なものを減らそうと断捨離をしましたし、必要でない物を買わないようになりました。

消費社会

僕達の過ごす消費社会というのは、買って、使って、ポイの繰り返しです。そうやって繰り返し行っています。そして、その消費社会を支える職業として、製造業を営んでいる人が多くいます。

消費ありきの社会であるために、無駄に作りすぎたり、無駄に買いすぎたりと、無駄を繰り返しています。製造側も商売ですから、より多くを売るためにいっぱいものを作ります。その反面、環境問題がどうとか、働き方改革だとかいってます。

この消費社会って、面倒なものですよね。質素に暮らしていれば、社会は、どのようになるのでしょうか?環境は、どのようになっていくのでしょうか?製造することで、生活をするための対価を得ている人もいます。

僕自身も製造業に従事している一人なので、考えさせれる内容です。いかにロスをなくして製造するかという製造効率については、常に追求していますが、複雑な心境です。必要なものを必要なだけ所有するスタイルで過ごす社会の形成がこらからの課題では無いかと思いました。

この消費社会については、更に深掘りをして後日、ブログにします。

ホセ・ムヒカと政治

ホセ・ムヒカさんは、よくこのように紹介されています。『世界でいちばん貧しい大統領』と。この紹介の仕方は、間違った解釈をされやすく、大抵の人は、貧しくても大統領になれるとか、ウルグアイって、貧しい国なんだって思ったりします。

このキャッチコピーのつけ方が、本当にまずいなっていつも思います。ホセ・ムヒカさんは、大統領の給料の90%を国の団体に寄付をしています。大きな畑も持っていますし、敷地内に学校も作って国にプレゼントされています。

ホセ・ムヒカさん自身、貧しくはありません。このキャッチコピーをムヒカさん自身知っており、貧しいという言葉の解釈をこのように言われています。

私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。

強欲な人は、貧しいですね。経済的な困窮では無いんです。あなたは、強欲でしょうか?人間の欲って、7つに分類されます。『傲慢、嫉妬、憤怒、暴食、色欲、怠惰、貧欲』です。この7つの欲望に、人間って、のみこまれて、人生が狂う人も出てくるんですね。

また、ムヒカさんは、このようにもおっしゃっていました。

政治家は、世間とかけはなれた生活をしているようでは、国民の事がわからない。

日本の多くの政治家は、かけはなれた生活をしているのではないでしょうか?だから、マスコミから叩かれるような言動や行動を繰り返すのだと思います。自国民の生活水準がわからないままに政治をすることは、誰のための政治なのでしょうか?

政治家にとって、政治とは、ビジネスでしかないのでしょうか?

一部の人に有益な法改正を行い、貧富の格差を作るためなのでしょうか?

今回、この本を読んで、ホセ・ムヒカ氏が政治家であることから、政治についても多くをかかれてありました。また、ウルグアイの大統領であることから世界情勢も含まれて書かれていることが、政治のあり方についてわかりやすく書かれていました。

日本では、投票率が低いことが現状です。総務省のホームページに投票率についての調査結果がありました。

衆議院、参議院と別れていますが、地方選挙なども入れると変わってくかもしれませんが、全国では、このようになっています。年代別でみると、高齢者になればなるほど投票率は、いいですね。

これには、原因があると言われています。政治家が、得票を伸ばすために高齢者に向けた政策を多く作っていることにあると言われています。なぜ、高齢者向けの政策が多いのかわかりますか?

それは、少子化ということが関わってきます。50代から若い人に向けて、日本の人口比率は、減ってきています。そのため、若年者向けのいい法案を作っても、票は、とれません。

そのために政治家は、高齢者向けのいい法案を作っていると聞いたことがあります。自国民のための政治では、ないように思えて仕方がありません。全ての政治家が、そうであるとは言えませんが、本当に人のための政治をしていかないと生活もできないようになっていきます。

国の行く末を決めるのは、あなたの1票!!

選挙は、数がモノを言うのかもしれません。だからと言って、投票に行かずに政治を傍観して、何か自分に不都合がおこれば愚痴を言っている人って多いですよね。先ほどの総務省の統計からも読み取れるように約40%の人は、国の行く末を決める行事に参加していないのですから。

あなたは、どちらの未来を選びますか?あなたが選択した未来か、誰かに決められた未来か?たかが1票かもしれません。その1票は、あなたの意見です。

今は、インターネットを使って、政治家である本人と直接やりとりができるようになっています。あなたが払った税金で、政治家は、生活をしています。あなたの払った税金をあなたが有効活用しなければ、他人にいいように使われて終わります。

あなたの意見が、この国の未来を決めるのです。

ですから、選挙には、絶対に言ってください。

今回、この本での学びの多さには、驚いています。いか僕自身が、無知であったか。僕自身、まだまだ知らない世界が多いなぁって思いました。今回の学びで、自身の学習欲に火がつき、多くのことを独自で勉強しました。

関連する内容について、更に深掘りをしていますので、後日、ブログにしますので、その時は、よろしくお願いします。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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