どうも、休日は、楽しみすぎて寝不足になるまるぞうです。小学生が、明日の遠足が楽しみで寝れない奴です。これも、日本人の生活習慣の悪循環なのでしょうね。見直さなくてはと思う今日この頃です。
職務等級制度と年功序列制度
年功序列って、聞いたことがありますか。最近では、あまりないのではと思うのですが、みなさんの職場は、どうですか。この年功序列とは、会社に属して年数が経つにつれて給料が上がってくるやつです。個人能力とかは、判断基準ではないです。これをするには、絶対的な条件があって、企業の業績と日本の経済が常に右肩上がりでないと駄目です。それに、企業の業績をあげようと思うと今よりも生産量を増やさなければなりません。そのためには、雇用する労働者の人数を増やさなければなりません。今の時代では、少子化と言われ労働者人口も減ってきているので、年功序列制度は、厳しいでしょう。
また、年功序列制度をするとなると終身雇用が当たり前でないと厳しいですよね。今の社会では、終身雇用制度は、ほぼ崩壊しています。終身雇用であるならば、長期の年数で同じ作業をするので、スキルと経験は、積み重なるので専門性には、いいかもしれません。社内教育といった観点では、一人の雇用者をどう教育して育てていくか道筋は、立てやすいですよね。長期間、同じ企業に属しているのですから。人事評価も比較的やりやすいと思います。勤続年数で、ほぼ評価が決まるので。
しかし、そうなると若年層は、どれだけの成果を出しても評価の対象でないので、労働意欲がなくなってきます。そのため、自分の時間をスキルアップの為に何かしようとは、思いませんよね。その労働意欲のままでも年々、給料は上がるので中堅社員は、現状維持しか考えなくなります。とりあえずの仕事は、こなすので会社としては、支障はないのですが、業績といった観点では、会社に+αの業績をもたらそうという従業員は、いなくなります。年功序列は、こういったメリットとデメリットがあるので、今は、あまりこの制度を運用されている会社は、少ないのではないでしょうか?
職務等級制度とは、仕事のみで賃金や働きぶりを評価する等級制度です。資格や熟練度の項目で評価し、賃金や報酬を決める成果給です。この制度の評価の仕方は、色々なやり方があるので一概にこれといったものはありません。この制度を活用することで、成果給ですので、給与と仕事の関係が明確になります。その為、雇用者自身もモチベーションにもつながり、雇用者自ら、給与アップのためにスキルアップをしようとします。
しかし、この職務等級制度もデメリットがあります。この制度の職務記述書の見直す運用が、必要な為、人事部の負担が増えることになります。環境の変化に柔軟ではないので、専門性の高い技術者が、職務記述者をもとに仕事を与えられ、技術革新により自分の持つ専門分野が必要と無くなった際に失業になる恐れもあります。
現在採用されている制度は、圧倒的に職務等級制度が多いと思います。
謎の評価制度
僕の会社でも、職務等級制度を採用されているのですが、評価といった部分では、疑問に思うことの方が多いです。職務記述書にもとずいて評価をしているとは、思うのですが明らかに仕事をしていない人の方が評価がいいと言ったことがあります。個人レベルで見てそういう判断をしているのかどうかは、疑問しか残りません。
ある部下は、辞めますといえば評価が上がったと言います。業務外の設備改善をして、半年で30件ほど行い、資料として持って言ったところお疲れの一言で終わり、なんの評価ももらえなかったという事例があります。どんなにいつも以上のスキルを発揮しても評価する人間に問題があれば、真面目にやっている人間には、きつい制度になると感じました。
所詮、人間の判断するところなので、好きか嫌いかと言った部分が含まれるのだと思っています。それか、評価基準が曖昧になっているのかと思います。最近では、どんな評価の元に賞与や給与が決まっているのかすらわからない状態になっているのが、僕の会社の現状です。従業員には、どれだけのことをやったのか、規定のフォーマットに記載して提出しろとのことなのですが、そのフィードバックは、ありません。同じ職場の同僚には、2017年12月の賞与明細をもらっていない人もいます。
この状態では、どう言ったモチベーションで業務に取り組むべきか迷いますよね。正直、僕の職場は、みんな何をやっても評価は、一緒と出し、職場の改善点を上司との面談で話しても、「我慢してやるしかない」の返答では、何を言っても一緒なので、みんな何も言わない状態になっています。まさしくブラックですね。みなさんの職場は、どうでしょうか。妥当な判断基準の元、構成に判断され、職場の改善に上司は、尽力を尽くしてくれていますか。
結局のところ、僕の職場は、離職率が高いことで有名です。この原因の一つに上司が、この仕事における夢を部下に見せられないと離職者は、増える一方だと思います。10年後、5年後の自分の姿は、自分の上司を見れば分かると思います。僕の職場の同僚たちは、みんな口を揃えて「ああは、なりたくない」って、言っています。そんなん所だと若い人は、辞めていくよね。妥当の結果だと思います。みなさんの上司は、どうですか。生き生きと仕事をされていますか。
僕は、こんな職場をなくしたいと思っています。仕事量に問題があり、人員不足に陥って、業務が回らなくなっているのと、仕事をしない人間が、役職を持っているので、その人の担当業務を周囲の人間が、しなくてはいけないのでは、いらないですよね。そんな人は。愚痴っぽくなってしまいました。すいません。今の日本の社会に適応した人事の判断制度を見直すべきではないでしょうか。
僕自身は、目標としているのは、フリーランスでやっていく事なのですが、充実したライフワークの実現が、僕のテーマなのでこの部分は、外せません。いろんな制度があるので、今後は、一つずつ勉強をしていかないといけないと思いました。年度末に向け、業務が忙しくなる頃だと思いますが、くれぐれも体には、気をつけてください。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。