マインドセット(心の在り方)って本当に重要ですね。人生を大きく左右されますね。『マインドセット やればできるの研究』この本をビル・ゲイツが絶賛するのもわかりますね。
本日で、3回目の投稿になります。
1回目の投稿は、こちら。
2回目の投稿は、こちら。
この本で学んだことをアウトプットします。共に良い人生を歩むために役にたてば幸いです。以下の用語は、よく出てきます。理解しておいてください。
硬直マインドセット
- 自分の能力は石版に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人
- 自分の能力を繰り返し証明せずにいられない人
- 自分が他人からどう評価されているか気にしている
しなやかマインドセット
- 人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができるという信念を持っている人
- 自分を向上させることに関心を向ける
今回は、教育とマインドセットをしなやかにしようについて書いていきます。
教育ーマインドセットを培う
教育という観点でのマインドセットは、親のマインドセット、教師のマインドセットについて書かれている。この部分は、子供のいる人には、興味深い分野だと思います。
子育てって、何が正解で何が間違っているのかがわからないですよね。昨今、情報があふれ過ぎていて迷いますよね。自分の子供に適した対応は、何なのか?この分野を読んで、僕が感じたのは、どのように接するのかが大事なんだと思いました。
硬直マインドセット、しなやかマインドセット共に根本的には、性質は、同じです。硬直マインドセットの親は、子供の才能を褒める傾向にあります。頭の良し悪しを評価することは、挫折をしやすい子になる傾向にあると言われています。
子供自身、親から才能を褒められるとそれに答えようとします。そのために、親が理想とする子供像でい続けなければならないと思います。その親の描く子供像を外れること事態、自分は、ダメなんだと感じるのです。
本文の中で、子供の才能を褒めた結果どのようになったかが、書かれています。結果は、学習意欲が損なわれ、成績も低下する傾向にあるそうです。これは、研究の結果として出ているので、気をつけなければなりません。
では、しなやかマインドセットの親は、どのように子供を褒めるのでしょうか?努力と成長に注目したメッセージを送ります。うまい方法で粘り強く勉強や練習をして何かを成し遂げたことを褒めればいいのです。
例として書かれている褒め方は、このようになっています。『今日は随分長い時間、一生懸命に宿題をやっていたな。集中して終われせることができて偉いぞ』と言った感じです。
褒めるときは、子供の子供自身の特性ではなく、努力をして成し遂げてことを褒めるようにしてあげてください。
我が子の前でほかの人を批評する時に、他の子を『天才児』とか『生まれる付きの失敗者』と評価をすることは、子供自身が自分と他者を優劣で見るようになるので、子供の前での他者の批評は、気をつけてください。子供が、硬直マインドセットに感染します。
子供の褒め方って、本当に難しいように思いました。人に我が子を褒められて時に、謙そんして『うちの子なんか・・・・・』というようにいうのもダメです。ただ、『ありがとうございます』と言ったらいいのです。
子供が失敗して時に元気をつけるために励ます時も同じです。才能を褒めては、いけません。『あなたは、頭がいいからできるでしょ』というような褒め方は、いけません。
『それを成し遂げるだけの努力が足りなかった』というよう言葉をかけることがいいのです。失敗から何を学ぶべきか、将来成功を勝ち取るには何をしなくてはいけないかを教えるのです。
また、親自身が描く子供像に子供を当てはめないことも大事です。それは、子供のプレッシャーにもなり、硬直マインドセットになるきっかけとなります。世間体を気にして、一定レベルの学校に行かないといけないというような望みを子供に押し付けないことです。
先ほども言ってように、子供はそれに答えようとするので、できないと自分は、『ダメな子』『できない子』という硬直マインドセットになります。子供の特性を尊重して、子供がのびのびと学べる環境を作ることが大切だと思いました。

教師のマインドセット
ここでは、教師のマインドセットについても書かれています。しなやかなマインドセットの教師は、子供の知力や才能は、伸ばすことができると信じていて、学ぶプロセスを大事にするそうです。
硬直マインドセットの教師は、成績を見ただけで子供を品定めをするそうです。優劣をつけて、成績の良くない子は、自分の責任ではないと思うそうです。子供自身の資質は、変えようがないと思っているのでこのような考え方になります。
しなやかマインドセットの教師は、子供の成長を信じている反面、その子供に何があっているの方いうことを色々と試しながら探ります。そして、その行動を行いながら自信も学んでいるそうです。
マインドの違いで、自分も接する生徒も成長していくんです。今回、教育という観点で書いていますが、これは、僕たちの日々日常にも活かしていけるのではないでしょうか?
会社の人材を育成する時にも同じことがいえるように思います。最近の企業の雇用広告を見ると、一言『即戦力の人材を求む』って書かれていることが増えてように思います。
人材育成に時間や人をかけられない企業が増えているのだと思いますが、その中でも硬直マインドセットの人のように考えている人も多いのだと思います。人材を育成する側に人間のマインドがしなやかであれば、自分も教育を受ける側の人間も成長できるのです。
僕は、ここでの気づきを明日からの仕事に活かしていくため、会社の人材の教育方法について考えていきます。それを形にしていきます。それで、人材が育つのであれば、会社的に人材不足で悩むことは、ありません。
マインドセットをしなやかにしよう
3回にわたって『マインドセット やればできるの研究』についてブログを書いてきました。誰もが『しなやかマインドセット』になりたいと思います。硬直マインドセットのままでいいとは、思わないですよね。
それでは、マインドセットを変えるためにはどうするべきか書いていきます。
毎回のブログに添付していたのですが、硬直マインドセットとしなやかマインドセットの特徴から考えると、硬直マインドセットの人は、自分と他者に品定めする傾向にあります。
そして、成功したことや失敗したことに関して極端な評価をするのです。極端な評価をしてしまうために自分は、成功者だとか失敗者とかといった感じで品定めをしてしまいます。
そして、原因を自分の外に求めてしまうのです。他者のせいにしたり、世の中が悪いといった感じです。先づは、その考え方をしないように気をつけてください。
しなやかマインドセットの人は、成功したことや失敗したことも感じますが、関心の中心は、この体験から何を学びとることができるか。どうすれば自分を向上させることができるかといった考え方をします。
マインドセットをしなやかにするということは、硬直マインドセットでしていた自分と他者を品定めしないということです。自分は、あの人よりも優れているといったように他人を見下さないということです。
行動に対しての成果って欲しいですよね。しなやかマインドセットになるということは、失敗から学ぶことが含まれます。より良い成果を出すためにいろんなことをしてみようって思うので、多くのことを学ぶことができます。
多くの学ぶために、多くの人とコミュニケーションをとるようにもなるので、先ほどの教育の部分で書いたように、人の出来事から自分も学び、共に成長しようと考えるようになるので、周囲の人たちが助けてくれるようになるのです。
子供のマインドセットを変えることも書かれています。毎日、学んだことや失敗したことや努力してことを家族で話し合います。話し方にも工夫をして子供の興味が湧くように話すのです。
そして、子供の進歩を褒めるようにするのです。そのようにするとことで、副作用も現れます。硬直マインドセットの誘惑は強いそうです。ですので、こういった取り組みをしていると、誰かが硬直マインドセットにおちいりそうな時に注意をしてくれるようになります。
本書の最後に日々このようにするといいと書かれています。紙に書いて毎朝見るようにすると良いんです。
今日は、私にとって、周囲の人にとって、どんな学習と成長のチャンスがあるだろうか?
そしてチャンスを見つけたら、それを実行する計画を立て、次のように問いかける。
いつ、どこで、どのように実行しようか?
いつ、どこで、どのようにと考えることで計画が具体的なものになる。どうすればうまく実行できるか、順を追って思い描いてみると良い。当然、障害には突き当たる。失敗したら、計画を立て直し、次のように問いかけよう。
いつ、どこで、どのように新たな計画を実行しようか?
どんなに落ち込んでいても、行動に移すことが肝心!
そして、うまくいったら、次のように自問するのを忘れないこと。
逆戻りせずに進歩を千々蹴ていくためには、どんなことをする必要があるだろうか?
僕自身もこれをしています。少しずつですが、考え方を意識できるようになってきました。意識できるようになってくると毎朝、ワクワクして顔がにやけています。充実して日々に感じるようになってきています。
この本を読んで、マインドセットを変えるように心がけていますが、まだまだ、硬直マインドセットな部分がありますし、しなやかマインドセットな捉え方をするようになったからといって、人生に問題がなくなったかというとそうではありません。
マインドセットを変えるということで、物事をポジティブに捉える機会が増えたように思います。以前だと、失敗すると最悪といった感じで、失敗したことをしないようにしていました。
初日のブログにも書きましたが、マインドセットが硬直のままでしたら、僕は、ブログを辞めていたと思います。今では、日々のブログ更新で、良い点と悪い点を見直し、改善しています。
本当に今回の本を読んでよかったと思います。このことを知らないと人生、損をしていると思いました。周囲の人のためにもより良いブログを書いて、この本のことを広めていきたいと思っています。
3回にわたってこの本で学んだことを書いてきました。僕にとっては、大きな学びとなったので、長いブログとなってしまいました。大きな学びとなったため、伝えたいことが多くて、長くなってしまいました。
より良い人生を過ごすためにまた、新たな学びをアウトプットしていきます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。