最近、多くのことをインプットしています。インプットが楽しいです。しかし、インプットしたことをアウトプットできなければ意味がありません。ということで、アウトプットしていきたいと思います。
成功できない思考回路
あなたは、今までに挫折をしたことは、ありますか。もう、どうしようもないぐらいの。人生終わったって、感じる様な。僕は、2回ほどあります。一度目は、音楽をやっていた21歳ぐらいの時に初めての挫折をしました。
二度目は、ごく最近です。僕は、当時あるオンラインサロンに入っていたのですが、そこで自分の稼ぎたいことをマーケティングのプランに当てはめてみてとの課題がありました。
自分の稼ぎたい分野をマーケティングプランになんとか当てはめましたが、当てはめただけで、自己満足にすぎないプランでした。それと同時に、ブログの運営もうまく言っておらず、閲覧数は、思う様に伸びず、苦戦を強いられていました。
ブログの閲覧数を伸ばすために、1日に2記事書いたり、記事のジャンルを変えて見たり、書方を変えて見たり、記事を公開する時間を変えて見たり、記事を公開する時の紹介文の書き方を変えて見たりと、おもいつく限りの事は、やりましたが、思う様に閲覧数は、増えませんでした。
同時期にブログを始めた仲間は、順調に閲覧数を伸ばしており、その部分で、なぜか焦っていました。
ブログの運営が、うまくいっていないこと、副業収入を得るための活動もうまくいってないことから大袈裟かもしれませんが、副業収入を得るため道が絶たれた様な気がして、目の前が真っ白になりました。なんのためにブログをして、オンラインサロンに入っているのかと。
そんなこともあってブログの更新は、途絶えました。オンラインサロンの仲間には、どうするべきか相談もしていました。
『マインドセット 「やればできる!」の研究』
何をやってもうまくいかない状況に全てを投げ出したい気持ちで、いっぱい。その反動で、オンラインサロンの中でのやり取りで、結構ひどい発言をしてしまった。自分が言われてイラっとくるような事です。
しかし、オンラインサロンの中で『マインドセットが硬いので、この本を読むといいよ』って、ある本を勧めてくれました。
それが、『マインドセット 「やればできる!」の研究』です。
本を勧めてもらったその日に、本屋に走り、なんとか一冊の在庫をゲットしてページを開きました。思った以上に文字は、小さいし、ページ数多いやんって、感じで僕の中では、敬遠している本の部類でした。
しかし、読み始めるとのめり込む様に読んでいました。自分の今までの人生を振り返って本当に損をしている人生を歩んでいるなって。
もっと早くに、この本に出会い、マインドセットの重要性について知っていたらなぁって感じで。本を読んだ僕は、今、マインドセットについて学べただけ知らない人からしたら、得をしていると考えられる様になりました。
ページ数が多い分、読み切るのに時間は、かかりましたが、読んで、本当に良かったです。
本を読んだおかげで、挫折をしたって思っている人は、マインドセットが、悪いだけであることがわかりました。
マインドセット 「やればできる!」の研究
マインドセットとは、心のあり方だとこの本では、言われています。そのマインドセットは、2つあります。
硬直マインドセット
- 自分の能力は石版に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人
- 自分の能力を繰り返し証明せずにいられない人
- 自分が他人からどう評価されているか気にしている
しなやかマインドセット
- 人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができるという信念を持っている人
- 自分を向上させることに関心を向ける
以上のマインドセットが存在すると言われている。マインドセットが違うと、同じ出来事なのに結末が大きく異なるのです。
例えば、テストの点数が、40点だったとします。硬直マインドセットの人は、「自分には、不得意な分野だ」とか、「こんな点数だったら勉強するだけ無駄」とか、「自分は、バカなんじゃないか。勉強するだけ意味がないなぁ」と、いった感じでネガティブに考え、その後、そのテストの部分を勉強することをしなくなります。
しなやかマインドセットの人は、どうするでしょうか。しなやかマインドセットの人は、「もっと勉強をしなくては、いけないな」とか、「勉強の仕方が悪かったのではないか」とか、「理解できていない部分を先生に聞いてみよう」といった形で、ポジティブに考え、次に繋がる行動を起こします。
この例えをみても、その後の結果が大きく変わってくることは、わかると思います。
あなたは、どちらのマインドセットでしょうか。僕は、完全なる硬直マインドセットの人間だとわかりました。だから、少しつまずいただけで、全てを投げ出そうとしたんです。損をしていますね。
間違いやすいのは、性格だと思っている人が多いことです。よく言われるのが、「飽き性」って、やつです。それは、ただ単に、硬直マインドセットなだけです。
この本の良いところは、マインドセットの研究結果を書かれているので、いろんなジャンルで2つのマインドセットの行動が書かれています。そのジャンルとは、
- スポーツ
- ビジネス
- つきあい
- 教育
について研究されています。
スポーツのマインドセット
僕は、バスケットをするので、スポーツというジャンルで、NBAの選手が数名出ていたので、凄い面白かったです。例えば、マイケル・ジョーダンは、バスケの神といわれていますが、トッププレーヤーで、続けられるマインドセットについて書かれています。
バスケットの神であるマイケル・ジョーダンですが、高校の代表チームに選ばれなかった事、大学からのオファーも無く、NBAでは、ドラフト指名権2位までのチームは、指名をしなかった。
驚きですよね。バスケットの神であるジョーダンをチームに入れないなんて。何をしているんだって思いますよね。
ジョーダン自身も高校の代表チームに入れなかった時に、かなり落ち込んだそうです。それを見た母親は、『練習して鍛え直しなさい』と言い聞かせたんです。ジョーダンは、その言葉に従い、練習しまくったそうです。練習も自分から進んで、厳しい練習に取り組んだそうです。
その結果、バスケットの神と言われるまでに成長したのです。バスケットで、トッププレーヤーになってもジョーダンは、人一倍、練習したそうです。毎回の試合での失敗から学び、次の試合に活かせるように練習したそうです。成功は精神的な要素によるところが大きいと言っている。ジョーダンは、しなやかマインドセットで成功した選手です。その反対に硬直マインドセットで、失敗した選手を見てみましょう。
この選手もNBAの選手なのだが、パトリック・ユーイングという選手は、知ってますか?彼が、バスケットの現役選手だったときにユーイングって、バッシュがありました。それぐらいすごい選手です。
彼は、ジョーダンと違い、NBAのドラフトでも注目の選手でした。所属チームにユーイングと同じポジションの選手がいて、二人とも高得点を叩き出す選手でした。もう一人の選手を活かすためにポジション変更を求められたユーイングは、そのことを拒否した。
チームは、ユーイングを活かすためにもう一人の選手をトレードで、他のチームに放出されました。結果、もう一人の選手のトレード先のチームが、優勝をしました。ユーイングは、現役の間、優勝をすることは、なかったのです。
新たなことを挑戦することを拒否したことによって大きく、人生が変わってしまったように思います。もしも、新たなポジションでの挑戦をしていたら、選手としてももっと多くのことを得れれていたように思います。
このことから、僕自身は、普段やり慣れていることばかりをやっていては、成長は、ないって感じました。新たなことに挑戦する。これがいかに人生を豊かにするんだと思いました。これは、明らかに失敗を恐れている行動です。硬直マインドセットですね。
ビジネスのマインドセット
ビジネスについては、会社を良くする社長、悪くする社長と言った観点で、マインドセットの違いを研究されています。会社を飛躍を遂げる指導者の特徴をこのように書いてあります。
偉大な企業への飛躍をもたらした指導者たちは、蛾が強くて自分を売り込みたがる派手なカリスマ的人物ではなかった。謙虚で控えめで、耐えず答えを探して問い続け、その答えがどんな厳しいものであっても直視できる人たちだった。失敗を、それが自分の失敗であっても、真正面から受け止めつつその一方で、最後には必ず成功するという確信を失わない人たちだったのである。
派手なカリスマ的な人は、会社を我が物のように扱い、失敗を失敗と認めないために会社は、失敗を繰り返すんです。中国のアリババグループのジャック・マーは、『成功から学ぶな、失敗から学べ』と言っていたことがあります。
成功者の人の生い立ちをみると失敗から学んでいることが多いですね。失敗を切り返し、そこから学び、成功する。これが、成功への近道なんだって僕も学びました。
『硬直マインドの人』と『しなやかマインドの人』をビジネス面で見て見ましょう。
硬直マインドの人は、失敗知ることを嫌います。リスクを犯すことをしないんですね。どんな仕事に取り組んでも失敗を避けようとするんです。それに対して、しなやかマインドセットの人は、失敗から学び続けたんです。
失敗を見据えて、それをフィードバック情報として利用していったんです。ビジネス面で、硬直マインドセットの人としなやかマインドセットの人を生産性として日あくした時、どちらの方が生産性が高いと思いますか?
失敗をしない硬直マインドセットの人の方が、失敗がしないので生産が高いように思うのですが、しなやかマインドセットの人の方が生産性が高いんです。しかも、驚いたことに、しなやかマインドセットの人は、自信を失わないんですね。
しなやかマインドセットの人は、失敗をしても結果を出しているし、失敗を恐れないので、ビジネスの中で多くの挑戦をします。そこで、多くのことを学び、成功するために活かしていく。
あなたは、ビジネスにおいてどちらのマインドになっているでしょうか?硬直マインドセットですか?しなやかマインドセットですか?僕は、確実に硬直マインドセットになっていることを感じました。
失敗することで、上司や同僚に迷惑がかかると思い、失敗をしないようにと行動していました。だから、大胆な発想ができませんでした。小さくまとまってしまうんです。それでは、新たな選択肢が生まれないので、生産性としては、向上しません。
失敗を恐れているうちは、仕事で失敗をしても謝るってことのためらったりします。その失敗を次にどう活かすかと考えだすと、失敗して謝ることに躊躇しなくなります。
僕は、この本を読んでしなやかマインドセットに変わろうと意識をしてから、失敗したことを次にどう活かし、より生産性を伸ばして結果を出せるようにしよって考え方が変わりました。
本当にマインドセットを変えるってことは、モノの見方を根底から変えてくれます。今回の本の内容を全て書くと膨大な量になるので、今回は、この辺にしておきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回は、つきあい(対人関係)と教育、そしてマインドセットをしなやかにしようについて書いていきます。